米ドル建て外貨MMFについて
米ドル建ての外貨MMFは、アメリカのドルで運用します。
為替手数料は他の通貨と比較した場合最も安く、銀行系では50銭程度、大手ネット証券会社では20〜25銭となっています。
ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド、ノムラ・グローバル・セレクト・トラスト、ゴールドマン・サックスの3種類のファンドがあるのですが、証券会社による手数料の違いが5銭程度なので、利回りで選ぶという選択肢もありそうですね。
2011年5月27日現在の調査では、それぞれのファンドの利回りは、ノムラ0.157% > ニッコウ0.109% > ゴールドマン 0.007%となっています。
ニッコウ・マネー・マーケット・ファンドは、SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券の3社、ゴールドマン・サックスはSBI証券、楽天証券、松井証券の3社、ノムラ・グローバル・セレクト・トラストはSBI証券の1社のみ取扱となっています。
各ファンドの利回りについては、日によって順位が入れ替わることがありますので、公式サイトで最新のものをチェックしてみてください。
米ドル建て外貨MMF、人気証券会社ランキング
ランキングについて
松井証券とカブドットコム証券の2社が手数料20銭で最安、その他は25銭。
SBI証券は、3つのファンドから途中でも自由に乗り換えが可能で、さらに同一通貨の商品であれば為替手数料がかかりません。そして、現在の水準でもっとも高利回りであるノムラのファンドを扱っているという3つのメリットがありランキング1位に。
2位は、利回りで次点となるニッコウのファンドを扱っていて手数料が20銭のカブドットコムとなっています。
松井・楽天証券の2社は手数料の安さや豊富なファンドなどが魅力なのですが、現状ゴールドマンサックスのファンドが低利回りのため下がっています。利回りの回復などがあれば人気が上昇するでしょう。
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